Stage3は昼から80kmのロードレースと夕方から13.9kmのTTと2つのハーフステージで争われた。
Stage3-1
ロードコースは1周20km弱の周回コースを4周する80kmのコースで、2.3kmの登り区間があるがコース全体では平坦区間が多く、逃げ切りと集団スプリントのいずれの可能性もあるコースである。
この日は単発のアタックはあるが大きな逃げは決まらず、日本チームは日野のスプリントにかけて位置取りをする。残り3.2kmで日野が落車に巻き込まれて自転車が大破してしまう。3kmルールが適用されない地点での落車により総合でも大きく遅れることとなってしまった。落車に巻き込まれなかった福田がその後は単身位置取りをし、デンマークとイギリスが列車を作り張り合う中で4番手の最高の番手で危険なラスト500mのコーナーを迎える。このコーナーで先頭の選手が落車したことで20人ほどの大落車となり、ここで福田も落車を避けたものの脚止めを食らう。優勝は落車をよけてゴールしたノルウェーのWAERENSKJOLD Sorenで、落車を逃れた選手が上位に入る形となった。
Stage3-1順位
1 WAERENSKJOLD Soren (ノルウェー) 1時間53分21秒
2 GEBNER Jakob (ドイツ) 2秒差
3 RETAILLEAU Valentin (フランス) 同タイム
福田圭晃 3kmルールでトップから2秒差同タイム
山本哲央 3kmルールでトップから2秒差同タイム
日野泰静 2分1秒差
馬越裕之 2分2秒差
細田悠太 2分2秒差
鳥倉必勝 不明
Stage3-2
夕方から13.9kmのアップダウンの多いTTが雨の中で行なわれた。
日本チームは山本がトップから1分42秒差の61位が最高順位であった。
Stage3-2 結果
1 AASHEIM Ludvig Fischer (ノルウェー) 18分8秒
2 VACEK Karel (チェコ) 4秒差
3 WAERENSKJOLD Soren (ノルウェー) 6秒差
61 山本哲央 1分42秒差
64 日野泰静 1分44秒差
76 馬越裕之 1分57秒差
82 福田圭晃 2分12秒差
97 鳥倉必勝 2分44秒差
105 細田悠太 3分28秒差
Stage3 個人総合時間
1 VACEK Karel (チェコ)7時間46分3秒
2 WAERENSKJOLD Soren (ノルウェー) 4秒差
3 AASHEIM Ludvig Fischer (ノルウェー) 4秒差
44 山本哲央 1分59秒差
71 日野泰静 3分56秒差
73 馬越裕之 4分29秒差
91 福田圭晃 17分9秒差
97 鳥倉必勝 22分48秒差
104 細田悠太 29分42秒差
JCF強化コーチ 柿木孝之